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英語の多読でHappy Reading! 簡単な洋書からレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。
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0582427010The Count of Monte Cristo (Penguin Readers, Level 3)
Alexandre Dumas Karen Holmes
Prentice Hall College Div 2001-01-22

by G-Tools


The Count of Monte Cristo(Alexandre Dumas)
シリーズ名:Penguin Reader Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:13000語
累計語数:548389語

The Count of Monte Cristo(モンテ・クリスト伯)』を読む。

地中海の船乗りEdmond Dantesは、船乗り仲間のDanglarsと隣人のCaderousseに「エルバ島に流されたナポレオンを救出しようとしている」という虚偽の密告をされてしまいます。さらにDantesの持っていた手紙の宛先が判事Villefortの父親のNoirtierだったため、連座を恐れたVillefortによってChateau d'If(シャトー・ディフ、イフ城)に投獄されてしまいます。無実の罪で囚人となったDantesですが、Chateau d'Ifの中で隣室の囚人Fariaと出会い、FariaからMonte Cristo島に隠されている財宝の話を聞くのですが…。という内容。

日本では「巌窟王」というタイトルもついているデュマの「モンテ・クリスト伯」。原作はかなりの長編小説だけど、Retold版では財宝を掘り当ててモンテ・クリスト伯爵となったDantesがマルセイユに帰ってくるところまで。本来はそこからDantesの復讐劇がはじまるのだが、あっさりと3行くらいで片付けられていた。
とはいってもかなり丁寧に描写しているところもある。特に財宝を見つけるシーンでは、大きな岩を動かしたり、地下室の扉を斧で壊したりという描写だけでなく、ちょっと休憩してはもうひとがんばりするなんて描写もある。脱獄シーンなどもDantesの心理描写がうまく描けていて、なかなか緊迫感のある展開。
ただ冒頭が読むのがきつかった。登場人物がいきなり何人も出てくるので、誰が誰やら最初のうちはわからずじまい。そのうえフランス人の名前は覚えにくいし。Penguin Readersのほかの本もだが、人物表がほしい。で、Dantesが投獄されたあたりで、ようやく話が飲み込めてきた。そこからはおもしろかっただけに、前半はちょっと残念。上記のとおり復讐劇は端折っているわけだから、Retold版ではもっとストーリーを単純にしてもよかったかも。
でも岩波文庫なら全7巻はある長編小説をPGR3の45ページ、13000語でまとめるために後半部をばっさりと切ったというのはかなり思い切った編集だと思う。おかげでずいぶんと楽しく読むことができた。
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058241671XMy Fair Lady (Penguin Readers: Level 3)
Alan Jay Lerner
Longman 1999-11-05

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My Fair Lady(Alan Jay Lerner)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:8400語
累計語数:535389語

My Fair Lady(マイ・フェア・レディ)』を読む。

言語学者のProfesser Higginsは、ロンドンの街頭で花売りをしていたEliza Doolittleと出会います。強いロンドン訛りのあるElizaでしたが、Higginsは彼女の訛りを矯正して、美しい発音の英語を話せるようにしてみようとします。そして見事に発音を矯正できたElizaは、アスコット競馬場や大使館での舞踏会に出かけて社交界デビューします。成功を喜ぶHigginsでしたが、そんなHigginsの態度にElizaは腹を立てて…。という内容。

オードリー・ヘップバーン主演の映画「マイ・フェア・レディ」のノベライズで、モノクロ写真ながら映画の一場面も挿絵となっている。
ミュージカル映画なので、作中で歌われた歌もいくつか収録されていた。地の文でストーリーが進んでいたところで、いきなり役者が歌いだすとイタリックの歌詞で書かれるので、そのへんがミュージカル映画っぽい。歌詞は原詩のままなので、PGR3の1200語の範囲外になるような単語もいくつかあり巻末に註が入っている。
ただストーリーの鍵となるElizaの発音についての表現がほとんどなかった。ロンドン訛り(本文では"Cockney"ではなく"London accent"となっている)では、/ei/の発音が/ai/となったり、語頭の/h/音が省略されたりするのだが、ただ"her strong London accent"とあるだけ。
ということで、"The rain in Spain stays mainly in the plain(スペインの雨は主に平野に降る)"を言えても何がすごいかわからない。いや、もちろん「ライン」と言っていた"rain"の発音を正しく「レイン」と言えるようにしようとしたことは知っている。だけど本文にはそれについてが書かれていなかったのが残念。
ちなみにアスコット競馬場のシーンでも"Come on, Dover! Move your fat behind!"と映画の台詞に比べればまだまだ上品な表現。このへんもRetold版だと何が問題だったのかわかりにくいかな。
という感じで、英語の発音がストーリーに大きくかかわってくる「My Fair Lady」ではあるが、英語のテキストであるPenguin Readersとしては今ひとつな印象かな。とはいえ、映画などでなじみのあるストーリーではあるので、映画のファンの人は英語で読んでみるというのはいいかも。
0582416868How to Be an Alien (Penguin Reading Lab, Level 3)
George Mikes
Prentice Hall College Div 2000-02-15

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How to Be an Alien(George Mikes)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:6400語
累計語数:526989語

How to Be an Alien』を読む。

天気はイングランドでは最も重要な話題です。ヨーロッパでは「彼は天気の話をするような男だ」といえば退屈な人のことをさしますが、ここイングランドでは天気というのは興味深く刺激的な話題であり、あなたは天気について話すのが上手くなくてはいけません。(第3章「天気」より)
というように、ハンガリーの出身の著者からの視点で、英国(とりわけイングランド)のいろいろな奇妙なところ、おもしろいところを紹介していく本。という内容。

日本でもよくある「ここが変だよ英国人」といった内容の本ではある。ということで、こういうふうに言われるのはどこの国も同じだなあ、と思って読んでいた。日本はどちらかといえば同じ島国である点において、ヨーロッパ(大陸)よりも英国に似ているところがあって、上記の天気の話題など英国のほうが普通なのではと思ってしまう点もいくつかあったりする。とはいえ、そう感じるのはいくつかの点だけで、やっぱりこの本に出てくる英国はちょっと特異で奇妙な国として書かれているのだけど。
ただかなり読むのが大変な本だった。難易度ではYL:3.2、PGR3なんだけど、英国の文化風習に通じていないと読むのが難しいのかもしれない。なんか英文は読めるんだけど、いったい何を言っているのだろうという点がいくつもあった。ちょっと禅問答な気分。ということで、あまりすっきりとした読後感ではなかったり。
前書きに、この本を英国で出版するにあたって、"This book is going to make the English angry!(この本は英国人を怒らせることになるぞ)"といきまいていた著者が、英国人の"quite amusing(とってもおもしろい)"という反応に残念(unhappy)に思ってしまったというエピソードが紹介されている。このエピソード自体がおもしろいんだけど、やっぱりこの本を楽しめるのは英国人だけなのかもしれない。
もう一つ、前書きにあったエピソードから。"My mother does not want me to marry a foreigner.(母は僕に外国人とは結婚してほしくないらしい)"といった著者に対して、彼女は"Me, a foreigner? What a funny thing to say. I'm English. You are the foreigner!(私が外国人ですって。何を言うの。私は英国人で、外国人はあなたのほうよ)"と答える。著者がびっくりして"Am I a foreigner in Budapest, too?(僕の母国、ハンガリーのブダペストでも僕は外国人かい)"と聞くと、"Everewhare, If it's true that you're an alien in England, it's also true in Hungary and North Borneo and Venezuela and everywhare.(どこにいてもよ。イングランドで外国人なら、ハンガリーでも北ボルネオでもベネズエラでもどこにいても外国人よ)"と彼女は答える。
この「ハンガリーにいてもハンガリー人は外国人」という英国人の考え方や、こう言われた著者のが心情がわからないとこの本は理解できないのかも。この本にはそういった英国にいながら本当の英国人になりきれない著者の疎外感がよく出ていた。
0064402053Sarah, Plain and Tall (Sarah, Plain and Tall Saga)
Patricia MacLachlan
Trophy Pr 1987-09

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Sarah, Plain and Tall(Patricia MacLachlan)
シリーズ名:Sarah, Plain and Tall Saga
YL:3.5
総語数:8251語
累計語数:520589語

Sarah, Plain and Tall(のっぽのサラ)』を読む。

AnnaとCalebの姉弟は父親と3人でアメリカ中西部のPrairieに住んでいます。姉弟の母親はCalebが生まれた時になくなっていたのですが、新しいお母さんを迎えようと彼らの父親は新聞に広告を出しました。その広告を見て東海岸のメイン州からSarahがやってきます。Sarahは大好きな海と離れてしまって悲しみますが、それでもSarahは中西部の暮らしになじんでいこうとします。Sarahは彼らの母親となることができるのでしょうか。

「Sarah, Plain and Tall Saga」の1作目。"Plain"は「平凡な」という語義だけど、ここでは「美人でない」の婉曲表現。日本語訳では『のっぽのサラ』という書名で出版されている。
ストーリーは姉のAnnaの一人称で語られている。これが誰の一人称なのかわからなくて最初はちょっと引っかかってしまった。誰のことかわかっちゃえば楽なんだけど、どうも初読だと飲み込みが悪いなあ。
英語としては、文法は難しくはないのだが、動植物の名前や農場の言葉でわからない単語とかが多くでてきた。まあ辞書なしでも読めないことはないんだけど、ここは逆に辞書で動植物の名前を調べて確認していったほうが、中西部の植生とかわかっておもしろいかもしれない。
それとこっちは辞書でもわからない言葉で、Sarahが歌った歌に"Sumer Is Icumen in"というのがあった。いろいろ調べてみたら、13世紀ころのイングランドでつくられた「夏は来たりぬ」という歌らしい。やっぱりわからない単語はわからないなりに辞書やWebでいろいろ調べてみるというのもいいかも。
もう一つ変わった単語では"Ayuh"というのがある。メイン州の方言で"Yes"ということだそうだ。こちらは本文の中で、"Ayuh"と言ったSarahに、Calebが"What does 'Ayuh' mean?('Ayuh'ってどういう意味?)"と聞き、Sarahが"In Maine it means yes.(メイン州では'yes'っていうことよ)"と答えるいきさつがある。この"Ayuh"って単語が気にいったのか、家族はそのあと何度も"Ayuh"と言う。で、結末のほうでこの"Ayuh"がもう一度うまく使われているのもよかった。
ストーリーとしては素直な展開なんだけど、Sarahをはじめ家族たちの心情の変化と開拓時代の中西部の風景がうまく書けていて、なかなかよいお話。

巻末には続編の『Skylark』『Caleb's Story』『More Perfect Than The Moon』の冒頭がそれぞれ5ページずつ収録されていた。
0060507004Miss Daisy Is Crazy! (My Weird School)
Dan Gutman Jim Paillot
Harpercollins Childrens Books 2004-07

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Miss Daisy Is Crazy!(Dan Gutman)
シリーズ名:My Weird School
YL:2.5
総語数:6387語
累計語数:512338語

Miss Daisy Is Crazy!』を読む。

2年生になった最初の日、フットボールとTVゲームが好きな男の子、A.J.は「僕は学校が嫌い」と自己紹介します。それを聞いてクラスのみんなはびっくり。ところが担任のMiss Daisyは「僕は学校が嫌い」というからさらにびっくり。しかもMiss Daisyは掛け算も綴り方もできなくて…。そんなMiss Daisyの他にも校長先生のPrincipal Klutzをはじめ、変わった先生がいっぱいのWeird Schoolのお話。という内容。

「My Weird School」シリーズの1作目。このシリーズは『Miss Daisy Is Crazy!』『Mr. Klutz Is Nuts!』『Mrs. Roopy Is Loopy!』など、Daisy - Crazy、Klutz - Nuts、Roopy - Loopyというように韻をふんだタイトルとなっている。
4x4の掛け算もわからないというMiss Daisyだけど、そんなMiss Daisyに生徒たちは掛け算の仕組みを説明しようとする。また、Miss Daisyが"read"のつづりを間違えたら、みんなで知っている単語を3つずつ黒板に書いていく。こんなふうにして、いつの間にか生徒たちは算数や国語(英語)を勉強していく。「教わる」のではなくて「教える」というのがいいんだな。
で、やっぱり向こうでも、算数は「リンゴが何個、クレヨンが何本」ってやっている。"If I gave you fifty-eight apples and Principal Klutz took twenty-eight of them away, how many apples would you have left?(私は君にリンゴを58個あげました。そこからKlutz校長先生が28個持っていきました。リンゴはいくつ残ってますか?)"とか。2年生のお話なのでやさしい問題ばかりだけど、読んでみると算数の文章題の練習になる。算数のほかにもいろいろな授業風景、ランチタイムや休み時間の友達との会話などが書かれていて、アメリカの小学校生活を疑似体験することができる。
このタイトルとか表紙イラストからは予想できなかったけど、何気に勉強になる本だったな。
0060097914Flat Stanley
Jeff Brown Scott Nash
Trophy Pr 2003-03

by G-Tools


Flat Stanley(Jeff Brown)
シリーズ名:Flat Stanley
YL:2.7
総語数:4253語
累計語数:505951語

Flat Stanley(ぺちゃんこスタンレー)』を読む。

Stanleyは壁にかけてあった掲示板につぶされてしまい、薄さ半インチのぺちゃんこの体になってしまいます。ぺちゃんこになったStanleyですが、表紙のイラストのようにドアの隙間から通り抜けたり、封筒にはいって遠くの友達の家に配達してもらったり、凧になって空を飛んだりと元気です。そんなぺちゃんこなStanleyのいろいろな活躍を描きます。という内容。

ただ、ぺちゃんこの生活を楽しんでいたStanleyも、最後にはその体を友達にからかわれて、元の体に戻りたいと言い出します。友達にからかわれたことを知ったStanleyのお母さんは、"It is wrong to dislike people from their shapes. Or their religion, for that matter, or the color of skin.(形や宗教、肌の色から人を嫌うのは間違ったことだ)"と励ますのだけど、このへんは非常にアメリカ的。
だけどStanleyの答えは、"Only maybe it's impossible for everybody to like everybody.(みんながどんな身体も好きになることはたぶん無理かも)"で、この台詞の後のほうの"everybody"がイタリックになっていた。"everybody(みんな)"と"every body(あらゆる身体)"を引っかけているのかな。ちょっとおもしろい。
それと両親のほかに、StaleyにはArthurという弟がいるのだが、このArthurの描かれ方がよかった。ぺちゃんこ生活を楽しんでいるStanleyがうらやましくて、自分もぺちゃんこになろうと百科事典を何冊も体にのせてみたりする。そんなふうに兄のStanleyにたいして嫉妬していたArthurだけど、最後にはStanleyを元に戻すために協力する。Arthurがいるおかげで兄弟間の感情の動きがよく出ていたと思う。
巻末には、ちょっと厚手のページに描かれたStanleyの切り抜き人形(cut-out)がついてくる。他の本の登場人物ならともかく、Stanleyは本編に出てきたぺちゃんこのままなので、まさにうってつけの付録だな。
0440419735Little Genie Make a Wish! (Little Genie)
Miranda Jones
Yearling Books 2005-09-02

by G-Tools


Little Genie Make a Wish!(Miranda Jones)
シリーズ名:Little Genie
YL:3.3
総語数:14000語
累計語数:501698語

Little Genie Make a Wish!(おねがいごとを、いってみて!)』を読む。

夏休みの最後の日、Aliはガラクタ好きのおばあちゃんと出かけたフリーマーケットで年代もののLava Lampを見つけます。ランプを買って家に帰ったAliが、さっそくランプをきれいにしようと磨いてみたら…。ランプの中からランプの精のLittle Genieが現れます。大失敗をして魔法学校を追い出されたGenieはランプに閉じ込められ、ランプの11番目の持ち主となったAliの前に現れたのでした。GenieはAliを「ご主人さま」と呼び、3つのお願いごとをかなえようとするのですが…。という内容。

「Little Genie」シリーズの1作目。なんか魔法のランプとかジーニーとかガラクタ好きのおばあちゃんとか、一つ前に読んだ『The Whispering Princess』とかぶるなあ。ストーリーはぜんぜん違うんだけど、平行して同時に読んでたので少し混乱してしまった。
GenieはAliに3つのお願いごとをかなえてあげようとするんだけど、ドジなのでいろいろ失敗してしまう。といっても悲惨な失敗になるわけでもなく、ほのぼのとした展開。「トラを出してみて」というAliのお願いで呼び出したトラがライラック色の猫サイズのトラだったりとか。
60年代のランプの精ということで、Genieの使う言葉がちょっと古い言葉という設定なのだが、どれが古い言葉なのかよくわからなかった。"That lamp was the coolest thing ever when I first moved in, back in 1964.(1964年に私がこの中に入った時には一番すてきなランプだったのよ)"というGenieに対して、Aliが"So that's why you talk like that,(だからそんな話し方をするのね)"といっているのはわかるんだけどなあ。
ポプラ社の日本語版の特設ページにはジーニーことば辞典として「イカす」とか「ゴキゲン」とか書いてあるので、そうすると上のGenieの台詞も「すてきなランプ」じゃなくて「イカしたランプ」といった感じか。
そういうところも楽しむ物語なんろうけど、まだまだそんなレベルではないな。Genieの台詞で覚えた表現を使ってみたら死語だったりするということもあるのかな。

こちらもポプラ社から「ランプの精リトル・ジーニー」シリーズとして刊行されている。キャラクターの面影は残っているものの、こっちもかなり日本の子供向けのイラストになっているなあ。
4591089908ランプの精リトル・ジーニー〈1〉おねがいごとを、いってみて!
ミランダ ジョーンズ 宮坂 宏美
ポプラ社 2005-12

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この本で50万語突破。といっても40万語からの10万語の大部分は対訳本(アメリカの小学生が学ぶ~)で語数を稼いだところもあるから、あまり成長はしていないかも。
0099488280The Whispering Princess (Little Princess)
Katie Chase
Red Fox 2006-07-06

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The Whispering Princess(Katie Chase)
シリーズ名:Little Princesses
YL:3.3
総語数:8800語
累計語数:487698語

The Whispering Princess(ささやきのアザラ姫)』を読む。

RosieはスコットランドにあるRosamund大おばさんのお城に住むことになります。お城の中を探検したRosieは大おばさんが残した手紙に気がつきます。手紙には「お城にいるLittle Princessたちを探して、"Hello"と声をかけてあげて」と書かれてありました。Rosieは寝室のペルシアじゅうたんに女の子の絵を見つけて"Hello"と言います。そうするとRosieはじゅうたんの中の世界に入り込んでしまいました。じゅうたんに描かれていた女の子はAzaraと名乗り、彼女の国にはAbdulという魔人がいて困っていることをRosieに伝えます。RosieはAzaraの国を救うことができるのでしょうか。という内容。

「Little Princesses」シリーズの1作目。「The Whispering Princess(ささやきのアザラ姫)」というタイトルは、Azaraが魔人Abdulの呪いによって声を奪われてしまったというところから来ている。
お城に住んだり、プリンセスと友達になるといったストーリーは万国共通で女の子に受けるのかな。他にも魔法のランプや魔法のじゅうたんといったおなじみの魔法のアイテムをうまく使っていてなかなかおもしろい展開。でも最後の魔人のつかまえ方はちょっと別のお話でもあったような気もするけども。
Little Princess"es"ということで、ほかのプリンセスも見つけなきゃというところで話は終わるのだが、巻末に2巻となる『The Fairytale Princess』の第1章が収録されている。次のプリンセスはタペストリーに描かれたおとぎの国のプリンセス。こういった次の巻の第1章を収録するというのも上手い方法だな。ちなみに3巻は日本が舞台のお話となっている。
英語としてはそう難しくはなかったけど、最初にRosieがお城につくあたりまでは話の流れがつかみにくかった。でもAzaraの国に行ってからは流れにのって読めたので、やっぱりストーリーの流れに乗れるかどうかといったところかな。

日本ではポプラ社から「リトル・プリンセス」シリーズとして刊行されている。イラストが英語版と日本版とではずいぶん大違いだな。
459109720Xリトル・プリンセスささやきのアザラ姫 (リトル・プリンセス 1)
ケイティ・チェイス 泉 リリカ 日当 陽子
ポプラ社 2007-03

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4902928027アメリカの小学生が学ぶ国語・算数・理科・社会教科書
ジェームス・M. バーダマン Jr.,James M. Vardaman 村田 薫
ジャパンブック 2006-03

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アメリカの小学生が学ぶ国語・算数・理科・社会教科書(James M. Vardaman Jr.)
シリーズ名:「アメリカの小学生が学ぶ~」シリーズ(ジャパンブック)
YL:4.0?
総語数:38000語(概算)
累計語数:478898語

アメリカの小学生が学ぶ国語・算数・理科・社会教科書』を読む。

ジャパンブックから出ている「アメリカの小学生が学ぶ~」シリーズ。アメリカの小学校6年間で学ぶ国語・算数・理科・社会と日本語対訳を収録した本。
1年生から6年生までページを追って書かれているのだが、一番初めのマザーグースや言葉遊びはともかく、そこから先はいきなり難度が高くなっている。これをほんとうに小学1年生でやるのかな。日本語訳を読んでも小学校高学年から中学校レベルだと思うんだが。
あまり日本の教科書には出てこない内容として、各宗教の概要がある。それもユダヤ教、キリスト教、イスラム教、ヒンドゥー教、仏教、儒教が取り上げられている。多民族国家アメリカといったところか。それとギリシャ神話、アーサー王伝説、イリアスとオデュッセイアなども収録されていた。ここらへんも細かいストーリーは知らなかったので、日本語だけ読んでみてもなかなか勉強になった。
日本についてのテキストもいくつかあり、6年生の章にある「日本の開国」というテキストでは黒船来航から日露戦争までの日本史について書かれている。これも日本史の教科書ほどではないが、他国の歴史としてはかなり詳細な内容。他には1年生の章には「一寸法師」、2年生の章には日本を紹介する「日本を訪ねて」、4年生の章には書き下ろしで「俳句」が取り上げられている。
英語の本として役立つ内容としては、英語のことわざと熟語(Sayings and Phrases)があった。"Let the cat out of the bag(猫を袋から出してしまう)"→「秘密をしゃべってしまう」とかいうような感じ。こういったことわざは直訳どおりでは理解できないので、できればいろいろ覚えておきたいところ。英語のことわざだけまとめた本とか読んでみてもいいかな。
アメリカの小学生が学ぶ歴史の教科書』に続いて、この本も日本語訳から先に読んだので英語としては難易度は高いものの、何とか読めた。でもやっぱり教科書とはいえ小学生向けとしては難度が高すぎるような気がするな。

総語数は算出されていないけど、『アメリカの小学生が学ぶ歴史の教科書』よりは挿絵や図表が多かったので、ざっと38000語くらい。YL(読みやすさレベル)は日本語対訳なのでこちらも4.0くらいかな。
4902928000アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書
村田 薫 James M. Vardaman Jr.
ジャパンブック 2005-01

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アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書(James M. Vardaman Jr.)
シリーズ名:「アメリカの小学生が学ぶ~」シリーズ(ジャパンブック)
YL:4.0?
総語数:40000語(概算)
累計語数:440898語

アメリカの小学生が学ぶ歴史教科書』を読む。

ジャパンブックから出ている「アメリカの小学生が学ぶ~」シリーズ。アメリカの小学校6年間で学ぶアメリカ史と日本語対訳を収録した本。
ただ実際に教科書で使われているテキストではなくて、各学年から抜粋した内容で書かれている。だから1年生のテキストから順に難しくなっていくというわけでななかった。前書きによると1、2年生では歴史上有名なエピソードを、3年生から通史をやるようになっているとのこと。ということで、最初の章は3年生、最後のほうの章は6年生のテキストから、いくつかのエピソードを1、2年生のテキストから取っているらしい。
日本語対訳なので、最初に日本語で内容をつかんでから読む。でも日本語でもけっこう難しいぞ。これで小学生の教科書なんだからすごいな。日本の小学校でやっている日本史でもここまで細かく書かれていなかったような気がするのだが。
内容としてはアメリカ合衆国の通史でかかれており、ベーリング地峡を越えてアジアからインディアンが渡来したところから始まっている。で、第1章「アメリカ発見から植民地まで」、第2章「独立戦争と新国家」、第3章「南北戦争と南部再建」、第4章「西部の拡大とフロンティア」、第5章「第1次世界大戦と大恐慌」、第6章「第2次世界大戦と冷戦」、第7章「'60年代の大変動」となっている。最後は1976年の独立200年祭までとなっている(ただし冷戦の項目には「1991年まで冷戦が続いた」の記述)。
あまり日本でも読むことのできないアメリカ通史であり、特に独立以前の植民地の歴史や、南北戦争、西部開拓の話はかなり細かく描かれている。さらに歴史のいい面だけでなく、黒人差別問題や資本家による独占、あるいは大戦中の日系人強制収容問題などネガティブな面も取り上げているのが興味深い。ただ米西戦争やハワイ併合には触れられていなかった。これはアメリカの太平洋進出を考える上で重要なトピックだと思うんだがなあ。それとできれば年表の収録があってもよかったかも。
英語は先に日本語訳を読んでいて歴史の流れがわかっていれば何とか読める。とはいえ、いきなり英語だけ読んでみてもわかったかどうか。内容の難易度もあって小学生の英語にしては難しいのかも。日本語対訳だけど、幸か不幸か、挿絵やコラムなどの関係で少しずつだがページや行がずれていることがある。そのため英語を読んでいても隣のページの対訳をあまり気にしないで読むことができた。

総語数は算出されていないが、1ページ平均300語、本文が270ページの半分で135ページだったので、ざっと4万語といったところか。YL(読みやすさレベル)は英語だけなら5.0以上だと思うけど、日本語訳にずいぶん助けられたので4.0くらいかな。
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ハンドル名:みっち
自己紹介:
2007年5月から多読をスタートしました。
まだまだ多読初心者だけど100万語目指してがんばります。
読んだ英語の本のあらすじ、感想、英語で気づいた点などをメモがわりに書いていきます。
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