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英語の多読でHappy Reading! 簡単な洋書からレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。
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4896840771ロアルド・ダール傑作短編集 (洋販ラダーシリーズ)
ロアルド ダール Roald Dahl
アイビーシーパブリッシング 2005-07

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Roald Dahl's Short Mysteries(Roald Dahl)
シリーズ名:洋販ラダー LEVEL 2
YL:2.0?
総語数:16280語
累計語数:637309語

Roald Dahl's Short Mysteries(ロアルド・ダール傑作短編集)』を読む。

ジャマイカのリゾート地で主人公は、南米から来た老人とアメリカ海軍の訓練生の若者との賭けに立ち会うことになります。老人は、君が勝てばキャデラックの新車をあげよう、そのかわりに君が負ければ君の左手の小指を切り落とす、と言います。その勝負をうけた若者と老人との間で奇妙な賭けが始まるのですが…。という内容。("Man from the South(南から来た男)"より)

ロアルド・ダールの短編集で、上記の"Man from the South"のほか、"Skin(皮膚)"、"The Way up to Heaven(天国への登り道)"、"Mrs Bixby and the Colonel's Coat(ビクスビィ夫人と大佐のコート)" の4本を収録している。ロアルド・ダールといえば最近では『チャーリーとチョコレート工場』などの児童文学が有名だが、こちらは大人向けに書かれた短編小説集となっている。
この本は金谷憲著『忙しい人の多読トレーニング・メニュー』の中で洋販ラダー LEVEL 2のサンプルとして紹介されている。"Man from the South"の冒頭のプールサイドの場面がサンプルとして引用されていて、そこの部分は既に読んだことがあるので楽に読める。ところがそこから先が案外と難しい。さらに2本目以降の話になってくると、一文一文は何を言っているか読めるのだが、一話通してのストーリー展開が理解できなかった。
同じ本なので難易度がそんなに変わるわけではないが、やっぱり読んだことのある話と、全くの初読では理解度がずいぶんと異なるなあ。何回か読んでみてようやくわかってくるという感じ。
これまで洋販ラダーの英語は教科書英語的なイメージがあったのだが、この本では老人がキャデラックをあげようとする場面で、若者が年式を聞くのに"What year is your Cadillac?(何年式のキャデラックですか)"と言うけど、それを理解できない老人に対して、さらに"What year -- how old is the Cadillac?(年式――つまり、そのキャデラックは何歳ですか)"と聞きなおすなど、ちょっとおもしろい表現もあったりする。
ただどうもロアルド・ダールは苦手かも知れない。前にO・ヘンリーを読んだ時にも思ったんだけど、なんか人間の暗いところが多くて、今ひとつ読んでみて幸福感を感じられないところが多いからかな。

年末年始にバタバタしていたので、多読もちょっと停滞気味。新年も15日になってようやく1冊読み終えたところ。
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0763612316Judy Moody was in a mood. Not a good mood. A bad mood. (Judy Moody)
Megan McDonald Peter H. Reynolds
Candlewick Pr 2002-08

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Judy Moody was in a mood. Not a good mood. A bad mood.(Megan McDonald)
シリーズ名:Judy Moody
YL:3.5
総語数:11083語
累計語数:621029語

Judy Moody was in a mood. Not a good mood. A bad mood.』を読む。

Judy Moodyは気分屋の女の子。3年生になる夏休み明けの新学期、担任のTodd先生は"Me College"という自己紹介のコラージュを作る課題をみんなに出します。Judyは友達のRockyやFrank、弟のStinkたちといろいろな経験をしていきながら"Me College"を作っていきます。果たしてどんな"Me College"ができるのでしょうか。という内容。

「Judy Moody」シリーズの1冊目。152ページと今までに読んできた本と比べるとかなり厚めの本だが、イラストがあちこちに入っているのと、テンポがよい話なのでかなり楽しく読める。ただ英語としては、かなりくだけた表現が多くて、今まで読んできた本とはちょっと違うような印象。
おもしろいなと思ったのは、ハイフンを使って単語をどんどんつないでいくというのもの。"the hand-delivared-by-Frank-Pearl birthday invitation(Frank Pearlが手渡しした誕生日の招待状)"や"sold-dirt-for-moon-dust brother(月の塵でできたほこりを売った弟)"といったような感じ。ハイフンを使った造語法があるのは知っていたけど、こんな感じになるのか。
「多聴多読マガジン」での本の紹介には、Judyは何かあると"ROAR!"と叫ぶと書かれている。確かに"ROAR!"と叫ぶシーンも多いんだけれど、それよりも"rare"というシーンが多かった。ここの"rare"は「素敵」とか「かっこいい」とかといった意味。それと"same-same(いっしょ)"というのも好きみたい。
こんな感じでいろいろな"rare"な会話文がでてくるけど、読んでみると何となく意味がわかってくるので、辞書なしでがんばってみる価値はある。というか、辞書の語義でなくて、もっとフィーリングで感じながらでないと読めないかもしれない。
最後にできあがったJudyの"Me College"はなかなかの大作。見開きで"Me College"の作品が載っている(モノクロなのが残念)ので、このイラストはあのシーンで出てきたと本文を読み返してみてもおもしろいかも。
0679881689The Absent Author (A to Z Mysteries)
Ron Roy John Steven Gurney
Alfred a Knopf 1997-09

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The Absent Author(Ron Roy)
シリーズ名:A to Z Mysteries
YL:3.0
総語数:8517語
累計語数:609946語

The Absent Author』を読む。

Dink、Josh、Ruth Roseの住む小さな町Green Lawnに、Dinkが一番好きなミステリー作家のWallis Walleceがサイン会にくることになりました。しかもそれはDinkが出した手紙に応えてのことだったのです。ところが時間になってもサイン会の会場にWallisは現れません。Wallisからの返事の「誘拐」という文字に気づいたDinkたちは、空港からのWallisの足取りを追いかけます。はたしてWallisは見つかるのでしょうか。という内容。

「A to Z Mysteries」シリーズの1冊目。このシリーズは『The Absent Author』『The Bald Bandit』『The Canary Caper』というように頭文字を揃えたタイトルが特徴となっている。で、この物語の中の作家Wallis Walleceが書いている本も、『The Poison Pond』『The Riddle in the River』などのように頭文字が揃っている。そういえばWallis WalleceもイニシャルがW.W.だな。
今まで読んできた少年探偵ものが、ハムスター探しなどの子供たちの身近な事件だったのに比べ、この話はミステリー作家が誘拐されるという大事件となっている。しかもDinkたちは町中を走り回り、タクシーの運転手やホテルの支配人などの大人相手に聞き込みもしている本格的なもの。ちなみに冒頭にはGreen Lawnの地図もあって、これを見ながらDinkたちがどこに行ったかわかるようになっている。
誘拐犯人が誰かは読んでいてすぐにわかったものの、謎解きシーンでは見逃していた伏線がいろいろと語られていて、そういえば確かにそうだったなと読み返してしまった。動機とかもよく考えられており、なかなか密度の濃い内容。
読み出していけば英語としてはそんなに難しいことはないのだが、冒頭のDinkとJoshの会話の"anything"の意味が結局わからずじまい。もしかしたら読めないかなと思ったけど、そこを過ぎて話が動き出したら何とか読めるようになった。でも"anything"って何のことだったんだろ。
他にひっかかるところといえば、タクシー運転手のMaureenが話す英語が"kinda(kind of)"といったような口語的表現を使っているところ。これくらいなら流れで読めないことはないけど、この手の口語的表現は初めて。ようやくこういった表現もでてきたなという感じ。
0679819460Marvin Redpost: Kidnapped at Birth? (Stepping Stone Book)
Louis Sachar Neal Hughes
Random House Childrens Books 1992-07

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Kidnapped at Birth?(Louis Sachar)
シリーズ名:Marvin Redpost
YL:2.5
総語数:5209語
累計語数:601429語

Kidnapped at Birth?』を読む。

赤毛で青い目のMarvin Redpostは家族の誰とも似ていません。ある日Marvinは、Shampoonの王様が9年前に誘拐された王子のPrince Robartを探していることを知ります。王子の特徴は赤毛で青い目、そしてMarvinと同じ9歳。「もしかしたら僕はさらわれた王子かもしれない」と考えたMarvinは、王子であることを証明する試験を受けに出かけます。という内容。

「Marvin Redpost」シリーズの1冊目。ちょっと表紙のイラストが苦手で読んでいなかったんだけど、「多聴多読マガジン」で紹介されていたので読んでみることに。やっぱり多読の定番本だけあってなかなかよくできている。ちょっと敬遠していて損をしたな。
クラスの仲間と話しているうちにだんだんとMarvinが「僕は王子かも」と思っていく過程がよく書けていておもしろい。王子に目覚めたMarvinは、自分の両親をいきなり"Mr. and Mrs. Redpost"と呼ぶけど、そんなMarvinを両親は暖かく見守っていたりする。
試験会場には他にも赤毛の男の子がたくさん来ていて、Marvinの妹のLinzyいわく"They're all exactly like you, Marvin!(ここのみんな、お兄ちゃんそっくりよ)"。そんな赤毛の男の子のなかで、Marvinだけは試験番号をもらう時に"Thank you"をいうなど、"polite(礼儀正しい)"と試験官の女性にも好評判。ほかにもMarvinの大人に対する話し方はかなり丁寧な言葉遣いをしている。英語の敬語はよくわからないけど。
でも王子というのはアメリカの子供たちにとっては遠い国の話のよう。王子になったらアイスクリームサンデーが毎日6個も食べられるとか、野球のかわりにポロをしなきゃいけないとか、そんな話をしている。Marvinを小突いた友達が"He'll throw you in the dungeon.(ダンジョンに投げ込まれちゃうぞ)"といわれて、謝るところもおもしろい。現代の王子様はそんなことをしないって。

この本で60万語突破。今号の「多聴多読マガジン」がアメリカの児童書特集なので、ここのところ定番の児童書を続けて読んでいるけど、やっぱり定番本はハズレなく読めておもしろいな。
0590474839The Schoolyard Mystery (Invisible Inc, Hello Reader (Level 4, No 1))
Elizabeth Levy Denise Brunkus
Cartwheel Books 1994-09

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The Schoolyard Mystery(Elizabeth Levy)
シリーズ名:Invisible Inc, Hello Reader (Level 4)
YL:2.4
総語数:3220語
累計語数:596220語

The Schoolyard Mystery』を読む。

Chipは両親と出かけた洞窟の中の水たまりに落ちて透明人間になってしまいます。透明人間になってしまったChipと聴覚障害だけど読唇術のできる友達Justinは、「その力を正義のために使いなさいよ」と同級生のCharleneに言われ、3人でInvisible Inc.を結成します。おりしも学校で地球儀が描かれた6フィートはある巨大ボールが無くなってしまいます。Invisible Inc.の初事件と3人は捜査を始めるのですが…。という内容。

「Invisible Inc.」シリーズの1冊目。透明人間という変わった設定が出てはくるけど、まわりの子供たちも平然とそれを受け入れ、さらに透明人間になったと告白したChipを応援している。それに聴覚障害のJustinも普通に生活している。チャレンジドが好きなアメリカらしいお話。ちなみにシリーズものなので、本作ではChipは見えるようになりません。最終話では元に戻るのかな。
YL:2.4と英語はやさしいものの、"dead as a doornail(完全に死んでいる)"とか"eavesdrop(立ち聞きをする)"などちょっと難しい言葉も出てくる。特に"dead as a doornail"は、"he's be dead as a doormat(ドアマットのように死んでたな)"、"You mean dead as a doornail(それをいうならドアネイルだろ)"という言葉遊びの部分だから、本文を読んでいただけでは意味がわからない。辞書で意味を確認してようやく何がおもしろいのかがわかった。
多読三原則に「辞書を引かない」というのがあるけど、読み終わってから気になった単語の意味を辞書で再確認するというのはしたほうがいいのかも。
舞台が学校なので授業風景もいくつか出てくる。その中で"show-and-tell(見せてお話)"といって、いろいろなものを持ち寄って一人ずつ発表するという授業があった。この"show-and-tell"というのは昔「Peanuts(スヌーピー)」で読んだことがある。サリー・ブラウンが毎回変なものを持ってきたっけ。なんかそんなことを思い出してしまった。
0590691252The Case of Hermie the Missing Hamster (A Jigsaw Jones Mystery, No 1)
James Preller R. W. Alley
Scholastic Paperbacks 1998-11

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The Case of Hermie the Missing Hamster(James Preller)
シリーズ名:A Jigsaw Jones Mystery
YL:2.3
総語数:6397語
累計語数:593000語

The Case of Hermie the Missing Hamster』を読む。

ジグソーパズルが好きな少年、Jigsaw Jonesは木の上に探偵事務所を持っています。今日の事件は隣に住むWingnutが飼っているハムスターのHermieが行方不明になったということ。Wingnutの兄が飼っているヘビがあやしいとにらんだJigsawは助手のMilaと一緒に捜査に乗りだします。まずはハムスターやヘビの生態を調べにJisgawはペットショップに、Milaは図書館に行くのですが…。という内容。

「A Jigsaw Jones Mystery」シリーズの1冊目。前に読んだ『Nate the Great』もそうなんだけど、Jisgawも"Jigsaw Jones, Private Eye(私立探偵Jisgaw Jones)"と自称しているだけあって、ハードボイルドっぽい文体。ということで簡潔な文章で書かれているのでかなり読みやすい本だった。
ただ逆に探偵小説ということで、"suspect(容疑者)"とか"clue(手がかり)"といった見慣れない単語が出てくる。さすがに"case(事件)"は知っていたけど。とはいえこういった単語を覚えておくとほかの探偵小説でも役立ちそう。
「多聴多読マガジン」での本の紹介には学校の授業風景がおもしろいと書かれている。授業ではないのだが、Milaが学校で習ったばかりの"The Short Vowel Song(短母音のうた)"を歌っているシーンがある。"Where is short a? Where is short a? Here I am. Here I am. I am in a hat rack, cracker Jacks, and fat cat; 'a'-'a'-'a','a'-'a'-'a.'(短いaはどこにいる。ぼくはここにいるよ。帽子掛け、クラッカージャック、太った猫の中にいるよ)"という歌がおもしろかった。短母音のaが"hat"や"rack"の中に含まれているということを歌った歌なんだけど、アメリカの子供たちはこういう歌で英語の発音を覚えていくのかな。
他にもJigsawたちはハムスターやヘビの生態を学校の先生に聞きに行くのけど、先生は「どうやればいいのかな」「誰に聞いたらわかるかな」と、JigsawとMilaに自分たちでペットショップや図書館で調べるようにいう。このへんも自分たちで調べる学習というのを大事にしている感じ。
0152009019Mr. Putter & Tabby Pour the Tea (Mr. Putter and Tabby)
Cynthia Rylant Arthur Howard
Harcourt Childrens Books (J) 1994-03-30

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Mr. Putter & Tabby Pour the Tea(Cynthia Rylant)
シリーズ名:Mr. Putter and Tabby
YL:1.0
総語数:550語
累計語数:586603語

Mr. Putter & Tabby Pour the Tea』を読む。

一人暮らしの老人のMr. Putterには、朝食のマフィンを一緒に食べたり、お昼のお茶を一緒に飲んだり、夜に話し相手になってくれる相手がいません。そんな一人暮らしに退屈したMr. Putterは猫を飼おうと思いつきます。自分と同じように年老いた茶色い猫を見つけたMr. Putterは、その猫にTabbyと名づけ、家に迎えます。という内容。

「Mr. Putter and Tabby」シリーズの1冊目。この本はMr. Putterと猫のTabbyとの出会いを書いた話となっている。「多聴多読マガジン」の今号でアメリカの児童書の特集があったので、特集に取り上げられている本でまだ読んでいなかったものを読み始めることにした。
「多聴多読マガジン」での本の紹介には"On summer days they warmed their old bones together in the sun.(夏の日には彼らは一緒にひなたで年老いた骨を暖めた)"というのが、英語らしいおもしろい表現と書かれていたが、確かにこれはおもしろい表現だな。
Mr. Putterが一人暮らしをしていた時に"In the mornings he had no one to share his English muffins.(朝、彼にはイングリッシュマフィンをわけあう相手は誰もいなかった)"とあるけど、この"no one"の表現や、"In the mornings"の"the"の意味、"mornings"と複数形になっている理由を考えるとかなり奥が深そう。
こんな感じでちょっと変わった表現も出てくるけど、繰り返し表現がたくさん出てくるし、挿絵も豊富なのでとても読みやすい一冊となっている。もちろん猫好きの人ならば読んでみて心が和むこと間違いなしの一冊である。
B000ZJ1ZKA多聴多読マガジン 2008年 01月号 [雑誌]
コスモピア 2007-12-06

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多聴多読マガジン 2008年 01月号』を読む。
今回の「快読快聴ライブラリ」は5本のテキストを収録している。ざっくりと読んでみたのでその感想をば。

1本目、『Discover Gases』は、"Gases do not have shape(気体は形を持たない)"というような、Gases(気体)が持つさまざまな特徴をあらわした本。いろいろなものから気体の特徴を見つけよう。という内容。
写真がふんだんに使われており、気体のさまざまな特徴を学ぶことができる。熱気球の写真に"Gases are in balloons(気体は気球に入っている)" と"The Baloons have gases(気球には気体が入っている)"というように、同じことを気体と気球の両方から見た書き方がされていておもしろい。また本誌のほうにも書かれているが、単数・複数の違いや冠詞の有無に注目して読むのもいいかも。

2本目、『The Christmas Disco』は、学校でのクリスマスパーティのお話。飾り付けをしたクリスマスツリーやたくさんのプレゼント、本物のDJをよんでのディスコパーティ。みんなは大喜びです。ところが盛り上がってきたところで、突然の停電。さてパーティはどうなるのでしょうか。という内容。
冬号らしくクリスマスのお話。欧米ではこういった学校を会場にしてのクリスマスパーティが盛んらしい。パーティは突然の停電で中断してしまうんだけど、その停電の場面が見開きを使って真っ黒なページに大きく"PIFFF!"の吹き出し。突然の停電でびっくりする様子がよく出ている。

3本目、『The Legend of the Unicorn』はユニコーンの伝説のお話。アーサー王の時代、イングランドの少女Rhiannonは、過酷な領主Sir Brangwynに両親を投獄されて孤児となってしまいます。そんなRhiannonの前に美しい白い馬が現れて、Rhiannonと馬は友達となります。その馬がユニコーンだと知ったSir Brangwynはユニコーンを捕まえようとするのですが…。という内容。
1929語と短いストーリーながらユニコーン伝説についてうまくまとめられていた。ただ単に角のある馬という書き方だけでなく、若い女性にしか近づかないとか、彼女が歌うとユニコーンは眠るといった特徴まで取り上げられている。ストーリーは結末まで書かれており、最後のRhiannonの台詞はちょっとした考え落ちになっている。

4本目、『The Lost World(失われた世界)』はコナン・ドイルのSF小説。新聞記者Edward Maloneは、南米で謎の生物を見たという動物学者のChallenger教授を訪ねます。ジャーナリスト嫌いのChallenger教授のため、Maloneは学生のふりをするのですが、Challenger教授に見抜かれてしまいます。一度は追い出されようとしたMaloneでしたが、Challenger教授はMaloneに「おもしろいものを見せよう」とMaloneを家に招き入れます。という内容。
コナン・ドイルの『失われた世界』であるが、本誌に収録されているのは冒頭の1章のみ。このあと彼らは恐竜を探しに再び南米にわたるのだが、残念ながら本誌ではここまで。それでもこの1章だけでChallenger教授の性格がよくわかる。というか"I am sorry you did not understand my ideas. They were very clear. Only a stupid person could not understand.(私の考えがわかってもらえなくて残念だ。こんなにもはっきり書いているのに。まあ馬鹿な人間だけにはわからんかも知れんがね)"という教授の書いた手紙の一文だけで十分わかる。
それと巻末の註として恐竜の解説が少し書かれていた。恐竜の名前は英語でも馴染みがないのか、読みやすくするための手助けとして音節で区切った恐竜の名前リストが書かれている。stegosaurus⇒steg-o-sorus、iguanodon⇒ig-u-wano-donというような。なるほどこれなら読みやすい。

5本目、『銀河鉄道の夜』は宮沢賢治の児童小説。先生がみんなに銀河についての授業をしています。「この銀河は何からできてますか」と先生は質問します。GiovanniとCampanellaは前に本で読んだことがあって答えを知っているのだけど、答えることができません。先生が「銀河は星からできています」と説明したところで授業は終わります。という内容。
洋版ラダーからの収録。こちらも第1章「午后の授業」のみとなっている。「銀河鉄道の夜」については以前に読んだことがあるので、感想はそちらで。洋版ラダーのLEVEL 2なんだけど、本誌ではYL(読みやすさレベル)を3.6-4.2と設定している。けっこう難しい本だったのか。レベル2でも50万~100万語の多読経験が必要と書かれている。つい最近読んだ洋版ラダーLEVEL 3が難しいわけだ。

9月に前号を読んだ時から3ヶ月たって30万語ほど読書量が増えているせいか、前号よりはさくさくと読めた。「多聴多読マガジン」の収録作品を読むと定期的にパンダ読みができるので、3ヶ月に1回のペース確認にはもってこいかも。
それと今号の特集は「アメリカの子どものベストセラーを読む」ということで、児童書がいくつも紹介されている。まだ読んだことのないシリーズも多くあるので、こちらもどんどん読んでいきたい。


Discover Gases(barbara brannon)
シリーズ名:English explorers(Benchmark Education)
YL:0.5-0.9
総語数:335
累計語数:581664
Amazon.co.jpでは取り扱いがないようです。

The Christmas Disco(Jeremy Strong )
シリーズ名:Story Street Step 6
YL:0.7
総語数:534
累計語数:582198
0582347874Literacy Land: Story Street: Emergent: Step 6: Guided/Independent Reading: the Christmas Disco (Literacy Land)
Jeremy Strong
Longman 2000-10-18

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The Legend of the Unicorn(Deborah Mayers)
シリーズ名:Black Cat Green Apple(「Legends of the Britsh Isles」より)
YL:1.6-2.2
総語数:1929
累計語数:584127
Amazon.co.jpでは取り扱いがないようです。

The Lost World(Sir Arthur Conan Doyle)
シリーズ名:Macmillan Readers
YL:2.8-3.2
総語数:1149(Chapter 1のみ)
累計語数:585276
1405072717The Lost World (Macmillan Readers)
Sir Arthur Conan Doyle Anne Collins
Macmillan ELT 2005-03-31

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銀河鉄道の夜(宮沢賢治)
シリーズ名:洋販ラダー LEVEL 2
YL:3.6-4.2
総語数:777(Chapter 1のみ)
累計語数:586053
4896840283銀河鉄道の夜―Level 2(1300‐word) (洋販ラダーシリーズ)
宮沢 賢治
アイビーシーパブリッシング 2005-07

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「快読快聴ライブラリ」1月号累計語数(blogmeter用データ)
総語数:4724語
累計語数:586053語
4896844971宝島 (洋販ラダーシリーズ LEVEL 3)
R.L.スティーヴンスン
アイビーシーパブリッシング 2007-05

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Treasure Island(R.L.Stevenson)
シリーズ名:洋販ラダー LEVEL 3
YL:3.0?
総語数:17140語
累計語数:581329語

Treasure Island(宝島)』を読む。

船乗りのBilly Bonesが、宿屋"Admiral Benbow(ベンボー提督亭)"にやってきます。しばらくしてBillyは亡くなり、Billyの持ち物から財宝の地図が発見されます。それを見つけた"Admiral Benbow"のJim Hawkins少年、地主のSquire Trelawney、医者のDr. LiveseyはHispaniola号に乗って宝島を目指します。さらにその船には片足のコックのJohn Silverが乗っていて…。という内容。

今回はかなり難しかった。登場人物が多かったからかなあ。洋版ラダーは巻頭に人物紹介があるものの、この話は財宝を狙ってさまざまな人物が仲間になったり裏切ったりという展開。人間関係がややこしい。
ということでなんとか読み終えたものの。理解度でいうと半分も読みこなせていないんじゃないかなあ。なんかそういう感じ。
洋版ラダーのLEVEL 3なので1600語レベルなのだが、特に今回は海賊ものということもあって、海洋関係の単語ではレベル外かもというような単語も出てくる。巻末のWORD LISTにはそういう単語の意味も掲載されているのだが、なかなか馴染みのない単語は何回出てきても覚えられなくて苦労した。
けっこうさんざんな結果に終わってしまったけど、いったん日本語訳でストーリーの流れをつかんでみると案外とすらすらと読めてしまう。やっぱり読解力不足なのかな。
とりあえず力をつけるためにもう一度再読だな。
4896844092ロビンソン・クルーソー (洋販ラダーシリーズ)
ダニエル デフォー Daniel Defoe
アイビーシーパブリッシング 2006-11

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Robinson Crusoe(Daniel Defoe)
シリーズ名:洋販ラダー LEVEL 3
YL:3.0?
総語数:15800語
累計語数:564189語

Robinson Crusoe(ロビンソン・クルーソー)』を読む。

英国ヨーク出身のRobinson Crusoeは、堅実に生きよという父親の教えに反して、船乗りになって海に出ることを望みます。そうして海に出たRobinsonですが、海賊に襲われて奴隷になったと思えば、今度はブラジルで農園を経営したりします。ある時、乗っていた船が難破して、Robinsonは無人島にひとり流されてしまいます。そこでRobinsonは無人島での自給自足の生活をはじめます。そして十数年たったある日、Robinsonは砂浜で人間の足跡を見つけます。他にもこの島に人がいたのでしょうか…。という内容。

久しぶりの洋販ラダー。LEVEL 3は1600語使用、TOEIC400点/英検準2級以上とのこと。 でもGRと比べてみるとやっぱり洋版ラダーはなんとなく英語の教科書ぽく感じる。もしかしたら気のせいかもしれないけど、なんとなく文法的に丁寧に書かれているといった印象。
難破船から生きるために必要な生活資材を持ち出せたとはいえ、Robinsonは無人島生活を楽しんでいるという様子。家具作りにこってみたり、陶芸とか始めたり。なんかあまり悲惨な生活という感じでない。銃や火薬、聖書なども持ってきているのでまったくの原始生活でもないし。
で、島の生活が始まるとRobinsonはまずカレンダー(ナイフで刻み目を入れて日を数える)を作るのだが、それと同時に船から持ってきたペンと紙で日記を書き始めている。いくつかの章はこの日記形式で書かれている。英語日記の例文として読んでみてもおもしろいかもしれない。1年を過ぎたところでインクがなくなってしまって、日記をつけるのはそこで終わるが、それからも島での暮らしぶりが事細かに書かれている。
後半になってFridayなどの登場人物が増えてからはストーリーもにぎやかになるのだが、それまでの無人島一人暮らし日記のほうがおもしろい。
最初は信仰心があまりなかったRobinsonが、病気になった時に「船の積荷や島の恵みを与えられていることに感謝しなかった」ということに気づき、そこから信仰心を深めていき、日に三度は聖書を読むというように変わっていく。そういったキリスト教信仰のエピソードがある。また、食人(実際には南米には食人の風習はないが)をする原住民とヨーロッパ人のRobinsonとの倫理観の違いや、同じく原住民であるFridayとRobinsonの交流を描いた話でもある。
だけど、そんなことよりもこの小説は、こんなもの作った、あんなもの見つけたという「それにしてもこのオヤジ、ノリノリである」展開を楽しむお話なんだと思う。
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詳しくは「めざせ100万語!多読で学ぶSSS英語学習法」のサイトをご覧ください。

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Amazonで『多聴多読マガジン 2008年4月号』の予約が始まりました。特集は「多聴多読2.0にアップグレード!どこから始める、どう続ける」です。発売日は3月6日。
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プロフィール
ハンドル名:みっち
自己紹介:
2007年5月から多読をスタートしました。
まだまだ多読初心者だけど100万語目指してがんばります。
読んだ英語の本のあらすじ、感想、英語で気づいた点などをメモがわりに書いていきます。
→admin
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