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B000V7NVNA多聴多読マガジン 2007年 10月号 [雑誌]
コスモピア 2007-09-06

by G-Tools


多聴多読マガジン 2007年 10月号』を読む。
今回の「快読快聴ライブラリ」は5本のGRを収録している。ざっくりと読んでみたのでその感想をば。

1本目、YL0.8の『If Big Can... I Can』は、熊のBigとコアラのIのお話。Bigができることなら、小さい僕にもできるはず、とコアラのIは、いろんなことに挑戦します。だけどBigのようにはなかなかできなくて…。という内容。
タイトルのとおり"If Big can run... then I can run(Bigが走れるなら、僕だって走れる)"とあって、そのあとIのひとり言が括弧書きで"Though not as quick, I'm only small(だけど僕は小さいから速く走れない)"と続く展開。前の"If Big can ~"の繰り返しはやさしいものの、後ろの括弧書きの部分がなかなか難しい。挿絵も手伝って意味は通じるけど、YL0.8の絵本にしてはちょっと手ごわい内容。

2本目、YL0.8の『The Magic Barber』は、住民全員が黒い帽子をかぶっている小さな町のお話。その町に魔法の床屋(The Magic Barber)がやってきます。住民たちは帽子を脱ぎ捨てて散髪をしてもらいます。いろいろな髪型にしてもらって喜んだ住民ですが、翌朝目覚めてみると…。という内容。
こちらは読みやすい文章。ただ本文だけでなく床屋の看板の内容とかもしっかり読んでおかないとおもしろさがわからないかも。よくある落ちではあるものの、最後に"Everybody is happy."とあるけど、本当に住民たちはそれでHappyなのかな。

3本目、YL2.0-2.2『The Elephant Man』は、映画にもなったエレファントマンのお話。医者のTrevasは街中で"The Elephant Man"の貼り紙を見ます。店内に入ってみると、Merrickという男がその醜い姿のため見世物となっていました。Merrickに興味を持ったTrevasは、Merrickを病院に引き取りたいと申し出ます。という内容。
こちらは第1章だけの収録で、上に書いたところまでの内容となっている。英語としてはそれほど難しいところはないかな。特異な病気であることもあるけど、Merrickの病状について1ページかけて丁寧に描写している。かなり細かく書かれているが、こちらもわかりやすい表現で書かれている。

4本目、YL2.6-2.8『Logan's Choice』は、「Inspector Logan」シリーズの2作目。レストランのオーナーのAlex Macmillanが浴室で殺されているのが発見されます。エディンバラ警察のInspector(警部補)のJolly Loganは、Alexの妻AliceとAliceの兄Donald Johnstoneに事情聴取するのですが…。という内容。
こちらも第1章だけの収録で、上に書いたようにAliceとDonaldへの事情聴取までとなっている。ちょっと前に読んだばかりなので、感想はそちらで。それと今号には著者のRichard Macandrew氏のインタビューも載っていて、最初は主人公は男性で書き始めたとかなどの裏話や、どのように創作しているかなどの話を著者自身の言葉で語っている。

5本目、YL3.2-3.4『The No.1 Ladies' Detective Agency』は、アフリカのボツワナのお話。Mma Ramotsweはボツワナ一の女性探偵として知られています。ある日、Mma Ramotsweのところにある女性が事件の依頼にやってきます。出稼ぎに出ていた依頼者の父親が帰ってきたのですが、彼には不審なところがあって、本当の父親かどうか調べてほしいとのこと。はたして彼は本当の父親なのでしょうか。という内容。
こちらも第1章だけの収録だが、この事件は無事解決しているので、満足。さらに他のエピソードも読んでみたいというストーリーになっている。英語もそんなに難しくないんだけど、アフリカのお話なので人名や地名が見慣れないものばかりなのがちょっと苦労する。ボツワナの地図も載っているので地名はそこを見ればいいんだが、やっぱり見たことのない単語が出てくると少しとまどってしまう。でも全体的には読みやすい内容。

ということで、一番難しかったのが1本目の『If Big Can... I Can』という結果になってしまった。おもしろかったのは5本目の『The No.1 Ladies' Detective Agency』で、近いうちに最後まで読んでみたい。


If Big Can... I Can(Beth Shoshan)
シリーズ名:Meadowside Children's Books
YL:0.8
総語数:263
累計語数:281249
1845392493If Big Can... I Can (Mini Board Books)
Beth Shoshan Petra Brown
Meadowside Children's Books 2006-09-07

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The Magic Barber(John Milne)
シリーズ名:Macmillan Readers level 1(MMR1)
YL:0.8
総語数:572
累計語数:281821
140507793XThe Magic Barber (Macmillan Readers)
John Milne
Macmillan ELT 2006-08-22

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The Elephant Man(Tim Vicary)
シリーズ名:Oxford Bookworms level 2(OBW2)
YL:2.0-2.2
総語数:1082(Chapter 1のみ)
累計語数:282903
0194229408The Elephant Man: Level 1 (Oxford Bookworms Library)
Tim Vicary Tricia Hedge
Oxford Univ Pr (Sd) 2000-08

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Logan's Choice(Richard Macandrew)
シリーズ名:Cambridge English Readers level 2(CER2)
YL:2.6-2.8
総語数:1476(Chapter 1のみ)
累計語数:284379
0521795060Logan's Choice(Cambridge English Readers:Level2)
Richard Macandrew
Cambridge Univ Pr (Txp) 2001-01

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The No.1 Ladies' Detective Agency(Alexander McCall Smith)
シリーズ名:Penguin Readers level 3(PGR3)
YL:3.2-3.4
総語数:1458(Chapter 1のみ)
累計語数:285837
1405837594"No.1 Ladies' Detective Agency" (Penguin Longman Penguin Readers)
Alexander McCall Smith
Penguin Books Ltd 2006-03-23

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「快読快聴ライブラリ」10月号累計語数(blogmeter用データ)
総語数:4588語
累計語数:285837語
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SSS多読とは洋書を多読することで英語を学ぶ学習法です。
絵本レベルの簡単な洋書からはじめていき、少しずつ語彙のレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。読みながら日本語に訳していくのではなく、英語を英語のまま理解できるようにします。
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ハンドル名:みっち
自己紹介:
2007年5月から多読をスタートしました。
まだまだ多読初心者だけど100万語目指してがんばります。
読んだ英語の本のあらすじ、感想、英語で気づいた点などをメモがわりに書いていきます。
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