英語の多読でHappy Reading! 簡単な洋書からレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。
![]() | "No.1 Ladies' Detective Agency" (Penguin Longman Penguin Readers) Alexander McCall Smith Penguin Books Ltd 2006-03-23 by G-Tools |
No.1 Ladies' Detective Agency(Alexander McCall Smith)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:15600語
累計語数:327798語
『No.1 Ladies' Detective Agency』を読む。
アフリカのボツワナのお話。Mma Ramotsweはボツワナ一の女性探偵として知られています。ある日、Mma Ramotsweのところにある女性が事件の依頼にやってきます。出稼ぎに出ていた依頼者の父親が帰ってきたのですが、彼には不審なところがあって、本当の父親かどうか調べてほしいとのこと。はたして彼は本当の父親なのでしょうか。という内容。
『多聴多読マガジン 2007年 10月号』の「快読快聴ライブラリ」に収録されていた作品。第1章だけ先に読んだのだけど、なかなかおもしろかったので、続きを読んでみることにした。
『多聴多読マガジン』に収録されていたように、最初の事件は第1章で解決している。そんなふうにおよそ4ページの一章で一つの事件というように小さな事件を集めているため、細切れに読んでいけるので、とても読みやすい。さらに前におこった事件の登場人物が後で出てきたりもするので、1冊を通してのストーリーの流れも楽しめるようになっている。
アフリカを舞台にしているので、ワニやヘビと戦ったり、呪術医(witchdoctor)の妖しい薬とかの話が出てきたりする。でも、そういった原始的な話だけでなくて、ホテル王の令嬢の学校帰りを尾行したり、工場での労災保険金詐欺事件とか、近代的な話もある。自然と現代が共存するアフリカの二面性が見られておもしろい。おこる事件も欧米を舞台にしたものと比べて牧歌的かも。
ただアフリカの人名や地名は見慣れないものばかり。主人公からしてMma Ramotsweだ。それでも文脈から、これは地名だな、これは人名だなとはわかる。地名のほうはボツワナの地図が巻頭に載っているからなんとかなるとして、人名が見慣れない単語のうえ似たような姓が多いのでかなり大変。なかなか登場人物の名前が覚えられなかった。
とはいえ、英文としては以前にも書いたように全体的には読みやすい内容。
ところで、Amazon.co.jpで注文して、梱包を解いたみたらCD付きのほうだった。
もともと洋書や英文サイトを読むことが目標で多読をはじめたので、多聴のほうをしてみようとはあまり思っていなかったし、雑誌の付録CDも聴いてこなかった。だけどせっかく付いてきたのだからと聴いてみたら、これがけっこう速いペースでびっくり。耳が慣れていないから聞き取りがなかなか追いつけないのはしかたがないが、朗読されるペースで本を読むのも追いつけていないありさま。多読をはじめてしばらくたって、すらすら読めるようになってきたぞと思っていたのだが、実はそれほど読むスピードが出ていなかったということがわかってしまった。
今までは読むだけでいいやと思っていたのだが、ペースメーカーがわりに付録CDを使ったパラレル・リーディングをはじめたほうがいいかもしれない。
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SSS多読とは洋書を多読することで英語を学ぶ学習法です。
絵本レベルの簡単な洋書からはじめていき、少しずつ語彙のレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。読みながら日本語に訳していくのではなく、英語を英語のまま理解できるようにします。
詳しくは「めざせ100万語!多読で学ぶSSS英語学習法」のサイトをご覧ください。
多読三原則
1.辞書は引かない
2.わからないところはとばす
3.つまらなければやめる
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→admin 2007年5月から多読をスタートしました。
まだまだ多読初心者だけど100万語目指してがんばります。
読んだ英語の本のあらすじ、感想、英語で気づいた点などをメモがわりに書いていきます。
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