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英語の多読でHappy Reading! 簡単な洋書からレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。
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0679824111Dinosaurs Before Dark (Magic Tree House)
Mary Pope Osborne Sal Murdocca
Random House Childrens Books 1992-07

by G-Tools


Dinosaurs Before Dark(Mary Pope Osborne)
シリーズ名:Magic Tree House #1
YL:2.5
総語数:4750語
累計語数:209288語

Dinosaurs Before Dark』を読む。

本を読むのが好きなJackと空想することが好きなAnnieの兄妹は、ある日森の中で木の上にあるツリーハウスを見つけます。ツリーハウスの中にはいろいろな本が並んでいてました。その中にある恐竜の本を読んだとたん、ツリーハウスはJackとAnnieをのせたまま、6500万年前の恐竜時代に飛ばされてしまいます。という内容。

児童書なんだけど、ところどころに恐竜の解説がはさまっていて、例えばPteranodonの項目では、"this flying reptile lived in the Cretaceous priod. It vanished 65 million years ago.(この飛行する爬虫類は白亜紀に生息していて、6500年前に絶滅した)"と書かれている。そういった解説には、"reptile(爬虫類)"とか"the Cretaceous priod(白亜紀)"といった単語や、Pteranodon、Triceratops、Anatosaurus、Tyrannosaurus rexとかいった恐竜名が出てくる。あまり普段使う単語ではないけど、本来の読者層の小学生の恐竜好きの子ならよく知っている単語ばかり。日本語なら小学校のころでも「白亜紀」とか「プテラノドン」とか知っていたもんな。
後半になってJackとAnnieはTyrannosaurus rexに追いかけられるんだけど、なかなか緊張感のある展開だった。一つ一つの文が短く書かれていて、たたみかける感じが出ている。さらに異世界にいるので、無事に帰れるかというのもあって、子供向けながらなかなか楽しく読めた。
Jackは恐竜の世界で、「M」の文字が入ったメダリオンを拾うのですが、これは他の人物がこの時代に来ていたことを示し、さらにツリーハウスの謎にもつながっていきます。
ということで続けて2冊目以降も読んでいきます。

「Magic Tree House」は4冊で1つのシリーズとなっています。1冊だけ読んでもいいけど、続けて4冊読めばさらに楽しめます。『Magic Tree House #1-4』というように4冊セットになったBOXも出ています。

0375813659Magic Tree House #1-4: Dinosaurs Before Dark/the Knight at Dawn/Muummies in the Morning/Pirates Past Noon
Mary Pope Osborne
Random House Childrens Books 2001-05-29

by G-Tools
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4896840283銀河鉄道の夜―Level 2(1300‐word)
宮沢 賢治 ステュウットAヴァーナム‐アットキン 豊崎 洋子
アイビーシーパブリッシング 2005-07

by G-Tools


The Night of the Milky Way Train(宮沢賢治)
シリーズ名:洋販ラダー LEVEL 2
YL:2.0?
総語数:15100語
累計語数:204538語

The Night of the Milky Way Train(銀河鉄道の夜)』を読む。

印刷所で働きながら学校に通っているGiovanniは、 ケンタウル祭の夜にひとり丘の上に登ります。そしてふと気がつくと銀河鉄道に乗っていました。列車には親友のCampanellaも待っていました。列車はさまざまな旅人を乗せながら銀河を進んでいきますが…。という内容。

単語レベルは1,300語なんだけど、動物や植物、器械の名前など独特の言葉が出てくるので知らない単語もけっこう出てきた。多読の原則からすると辞書はあまり見ないほうがいいんだが、巻末にWord Listもあって疑問に思ったら確認をすることはできるようになっている。
英語的にうまく表現できているなあと思ったのが、列車の走行音の"RATTLE...RATTLE...RATTLE..."が何度も書かれているところ。原作でも「ごとごと」という表現で何回か出てくるけど、英語では大文字で書かれているので印象が深い。で、確認のために青空文庫に収録されている新潮文庫版「銀河鉄道の夜」と読み比べみたんだけど、エピソードの省略はなく、けっこう細かいところまで訳しているみたい。
逆に英語になって残念なのが、Zanelli(ザネリ)が男の子として書かれているところ。原作ではザネリの性別は明らかにされてない。初めて読んだときは男の子かと思ってたけど、前にザネリの性別論という記事を読んでからは、もしかしたらザネリは女の子かもと思っていたので、あれれって感じ。英語だと、he/sheをはっきり書かないといけないから難しいな。
「銀河鉄道の夜」は賢治の宗教観も出てきて、実はなかなか難しい作品。子供の時に読んだ時にはあまり考えずに読んでいたけど、あらためて再読するといろいろと考えさせられる。

この本で20万語突破。最近は1冊あたりの語数が多いから読むペースが落ちてきたかも。もう少しやさしいあたりを多く読んだほうがいいのかな。
4896842812落語―Level 2(1300‐word) (洋販ラダーシリーズ)
中山 幸男
アイビーシーパブリッシング 2006-07

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RAKUGO(中山幸男)
シリーズ名:洋販ラダー LEVEL 2
YL:2.0?
総語数:8660語
累計語数:189438語

RAKUGO(落語)』を読む。

Kumagoro(熊五郎)と息子のKinbo(金坊)は初天神のお祭りに出かけます。飴屋やだんご屋などの露店が立ち並ぶ境内の中で、「あれ買って」「これ買って」とはしゃぐKinboですが、それを見た父親のKumagoroは…。という内容。("The First Visit To The Tenjin Shrine(初天神)"より)

洋販ラダー LEVEL 2の中の1冊。上記の"The First Visit To The Tenjin Shrine(初天神)"のほか、"The Cat's Dish(猫の皿)"、"The Scary Bean Cakes(饅頭こわい)"、"Meguro's Sanma(目黒のさんま)"、"The Wallet Found On The Beach At Shiba(芝浜)"の5本を収録している。まあどれも有名な話。
英語で書かれているんだけど、話の流れがわかるから、頭の中で落語風に訳しちゃうんだよな。だから英語を英語のままという感じで読めていない。
日本語だと話している人によって言葉の表現が違うんだけど、英語ではどうなっているんだろう。子供と大人、男性と女性、武士と町人といったように、いろいろな人物が登場する話が取り揃えられているんだけど、まだよくわからない。「目黒のさんま」では、殿様と家来と農民がでてくる話だが、農民が家来に話す時に"sir"がついていたりするし、家来が殿様に話すときにはさらに"Certainly, sir"となっていたりする。殿様が家来に言う命令文には"please"がなかったりするけど、家来が殿様に言う命令文にはちゃんと"please"がついていたりして、身分の上下関係とかは考えられて書かれているかもしれない。
あと「饅頭こわい」や「目黒のさんま」などが収録されているので、食べ物の描写がおもしろかった。例えば「饅頭こわい」では、manjuを話中の人物に"the cakes that are round and have a thin covering and filled with delicious sweet bean jam(丸くて、薄い皮につつまれて、おいしい甘い豆のジャムが詰まったケーキ)"なんて説明をさせている。"bean jam"ってのは「あんこ」のことか。
058241640XSilas Marner (Penguin Reading Lab, Level 3)
George Eliot
Prentice Hall College Div 2000-02-14

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Silas Marner(George Eliot)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:17000語
累計語数:180778語

Silas Marner(サイラス・マーナー)』を読む。

Silas Marnerは友人に裏切られ、教会のお金を盗んだと濡れ衣を着せられます。誰も信じられなくなったSilasは、別の町でお金を貯めることだけを生きがいに暮らします。ところがその貯めたお金も盗まれてしまいます。ある日、Silasは教会で幼い女の子のEppieを見つけます。そのEppieと暮らしていくうちにSilasの生活は変わっていって…。という内容。

というあらすじなんだけど、あまりSilasが悪い人物という印象がない。確かにお金を数えることだけが楽しみという守銭奴という描写はあるのだが、友人に裏切られたり、お金を盗まれたりという不幸な役回りのような気がする。村人とも親しくはないけど、適当に付き合いがあるような書かれ方なので、まったくの世捨て人というわけでもなさそうだし。むしろ好人物のような印象。なんか読む前に思ったいたのと違った感想になった。
表紙の女の子がEppieだけど、Eppieは77ページある本文のうち40ページ目まで登場してこないし、そこから15ページくらいで第2部となって16年後の大人になってしまっている。ということであまりSilasとEppieの成長の話というのがなかったのが残念。あと本文イラストが怖い絵なのも残念。
SilasとEppieのほかにも登場人物が多いので、はじめに読んだときには混乱した。特にGodfrey、DunseyのCass兄弟はけっこう重要人物になってくる。ある意味、SilasよりGodfreyのほうがドラマ性があるし。ほかにもNancy、Dolly、Aaronとかいったあたりが重要人物かな。登場人物一覧とか作って読めばよかった。
19世紀の英国の話で、時代背景もそのころの話なので、けっこう時代じみた言葉が多く出てくる。"Squire(郷士・大地主)"、"weaver(織工)"、"loom(織機)"、"quarry(石切場)"、"tinder-box(火口箱)"とかいったあたり。さすがにこれらの単語は辞書のお世話になってしまった。
1405833505A History of Britain (Penguin Longman Penguin Readers)
Fiona Beddall
Penguin Books Ltd 2006-03-31

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A History of Britain(Fiona Beddall)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:8500語
累計語数:163778語

A History of Britain』を読む。

タイトルのとおり、英国史の本。紀元前のローマ時代から第二次世界大戦終結までの英国史について書かれています。という内容。

本文の巻頭に英国史の年表が収録されていて、この年表では、"BC55 Julius Caesar lands in Britain(カエサルのブリテン島上陸)"からはじまり、"1977 Hong Kong returns to China(香港が中国に返還)"までの2000年あまりが書かれている。また、本文は6章に分かれており、"Invaders(侵入者たち)"、"The United Kingdom(連合王国)"、"God and Goverment(神と統治)"、"Parliament against King(議会と王の衝突)"、"Power to the People(市民たちの力)"、"Britain's Great Empire(大英帝国)"の6章となっている。
第1章の"Invaders"は、ローマ、アングロ・サクソン、ヴァイキング、ノルマンなどの各民族のブリテン島侵入の歴史を、第2章の"The United Kingdom"は、スコットランド、ウェールズ、アイルランドの各国が連合王国となった歴史を、第3章の"God and Goverment"では、ヘンリー8世の伝記を中心にカトリックとの対立、イングランド国教会の成立の歴史を、第4章の"Parliament against King"は、マグナ・カルタや清教徒革命、名誉革命を中心に英国の議会の発展の歴史を、第5章の"Power to the People"は、産業革命や参政権拡大など市民たちの歴史を、第6章の"Britain's Great Empire"は、英国の植民地と対外戦争の歴史を描いている。
かなり細かく書かれてはいるけど、日本の学校でも習う程度の英国史なので、ちょっと英国史に興味があって歴史の流れがわかっているなら、大変読みやすい。ただ逆にあまり歴史に詳しくないと、地名・人名・事件名がたくさん出てくるし、話の流れが読めないので、やっかいかも。特にヨーロッパの王様は誰それ何世とかが多いし。
0582401984Matilda (Penguin Joint Venture Readers)
Roald Dahl
Longman 1999-06-09

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Matilda(Roald Dahl)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:7900
累計語数:155278

Matilda(マチルダはちいさな大天才)』を読む。

Matildaはまだ5歳半なのにディケンズやヘミングウェイを読みこなし、掛け算も得意な天才少女。だけど両親をはじめまわりの大人たちはそのすごさを理解していません。ただひとり理解してくれたのが学校の先生のMiss Honeyだけ。ところが学校には恐ろしい校長のMiss Trunchbullがいて、Matildaと対立してしまいます。そこで天才少女のMatildaのとった行動は…。という内容。

Charlie and the Chocolate Factory(チャーリーとチョコレート工場)』などで有名なロアルド・ダールの作品です。
勧善懲悪な児童文学らしく、悪役(といってもMatildaの両親とMiss Trunchbullだけだが)の悪さがしっかりと書かれている。Matildaの父親は中古車販売をしているんだけど、ギアにおがくずを入れてきしみをなくしたり、メーターを改造して走行距離をごまかしたりする悪徳業者。Miss Trunchbullは気にいらない生徒がいればすぐに投げ飛ばしてしまうといった凶暴ぶり。
ただ、両親に理解されないMatildaのとる仕返しも、帽子に接着剤をつけて頭から取れないようにしたり、オウムを戸棚にいれて幽霊がいるとびっくりさせたりといった感じなので、どっちがひどいのやら。まあ児童文学なので派手な描写になっているというのもあるんだろうけど。
そんな中で、Miss Trunchbullのチョコレートケーキを食べた少年が、「そんなに食べたいなら思う存分お食べ」と出された巨大なチョコレートケーキを最後まで食べきってしまうエピソードは、なかなか痛快かも。
学校での授業シーンが多く、ちょうど九九をやっているところなので、英語で掛け算の表現がよく出てくる。例えば「二三が六」は"two threes are six"と書かれていた。ちなみに英語圏では九九は十二の段まであり、この本では十二の段は出てこなかったが、2×12=24まで唱えきったMatildaが、そのまま2×13=26…と唱え続けるシーンがある。
表紙と挿絵に、映画「マチルダ」の写真が入っているんだけど、印刷が悪いのが残念。

ロアルド・ダールの本は初めて読んでみたけど、けっこう読みやすい。やっぱり評判がいいだけのことはある。いつかは『Charlie and the Chocolate Factory(チャーリーとチョコレート工場)』も読めるようになりたいな。
0582402115The Road Ahead (Penguin Readers, Level 3)
Bill Gates
Prentice Hall College Div 1999-07-14

by G-Tools


The Road Ahead(Bill Gates)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:9900語
累計語数:147378語

The Road Ahead(ビル・ゲイツ、未来を語る)』を読む。

マイクロソフト創設者のビル・ゲイツの本。少年の頃のコンピュータとの出会いから、マイクロソフト創設の話、またコンピュータの歴史や、これからのコンピュータがどのように発展していくかについて書かれています。という内容。

原著である『The Road Ahead』は1995年に発行されている。ということで、そのころに見た未来ということなんだけど、案外そのようになっているな。いくつかは違った形として実現されているのもあり、いくつかはまだなものもある。もちろん予見できなかったものもある。でも95年時点から見れば、いいところいっているのでは。
コンピュータが生活をどう変えるかというテーマで、いろいろ生活に身近な話がでてくるのがわかりやすい。以前はテレビ番組をみるのに放送時間にテレビの前にいないといけなかったが、ビデオができてからはそうではなくなった。将来はパソコンを通じて好きな時に好きな番組がみられるようになるだろうとか。
情報社会を描いた本なので英語のコンピュータ用語が多く出てくるが、いくつかの用語は巻頭に用語集として載っているのでそれほど問題はない。というか日本語でもとくに翻訳せずにカタカナのまま使っている言葉ばかり。わかりにくい単語といえば、"bulletin board(掲示板)"くらいか。「BBS」という単語で知っていても、なんの略かわからない人もいるかも。あと"Information Highway"、"Virtual Reality"、"Telecommuting"など95年時点では未来を描く言葉でも、今はあまり使われなくなっている言葉もある。
ビルがコンピュータを語っている時には、"wonderful"、"excite"、"interesting"という表現がよく出てくる。ああ、やっぱりビル・ゲイツはコンピュータが大好きなんだなあって、そういうふうに思った。
0582426995Emil and the Detectives (Penguin Readers, Level 3)
E Kästner
Prentice Hall College Div 2001-01-22

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Emil and the Detectives(Erich Kästner)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:11000語
累計語数:137478語

Emil and the Detectives(エーミールと探偵たち)』を読む。

ドイツの少年Emilは、ベルリンにいるおばあさんのところへ、ひとりで列車に乗ってでかけます。お母さんからおばあさんに渡すようにとお金を預かっていたEmilでしたが、列車の中でそのお金を盗まれてしまいます。犯人を追いかけて、エーミールと探偵たちがベルリンの街を走り回る追走劇がはじまります。という内容。

ドイツのお話なんだけど、出てくるお金はポンドだし、登場人物とかもほとんど英語名に置きかえられています。エーミールはEmilのままですが、姓のティッシュバインはFisherに、一緒に犯人を追いかけるグスタフはPaulとなっているし、犯人の偽名もGreen、Miller、Turnerと英語の名前になっている。このへんは日本語訳を前に読んでいるひとはちょっと混乱するかも。
冒頭部でEmilのお母さんがいろいろEmilに旅行の注意をするところは、いろいろな表現がでてきていておもしろい。そのほかにも会話文の多いお話だったので、けっこう活きた英文があるんじゃないかな。

ただ、ここのところガイドブックばかり読んでいたので、ストーリーものを読むのは久しぶり。ちょっと合わないのか、けっこう読むのに時間がかかってしまった。どうもストーリーものは苦手なのかも知れない。
0582779650New York (Penguin Joint Venture Readers)
Vicky Shipton
Penguin Books Ltd 2003-07-08

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New York(Vicky Shipton)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:8500語
累計語数:126478語

New York』を読む。

こちらはニューヨークのガイドブック。ニューヨークの地理、歴史、人々、名所、交通、商業施設、博物館、音楽、スポーツ、映画やTVで見るニューヨークなど、あらゆるジャンルにわたって、ニューヨークの案内が書かれています。という内容。

ニューヨークはアメリカ合衆国一の都会であり、世界有数の都市でもあって、いろいろな顔を持つ都市であるが、この本ではとくに移民(immigrants)の街という面からニューヨークを解説している。移民を受け入れて発展していく街の歴史、海からニューヨークにきた時に真っ先に目にするであろう自由の女神、移民管理局があったエリス島、Little ItalyやChanatownをはじめとする移民たちの町などの記述に多くのページを割いていた。
ほかにもニューヨークを舞台にした映画がいくつか紹介されていて映画好きな人にはいいかも。エンパイアステートビルは"Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)"や"King Kong(キングコング)"で有名だとか。
また「ニューヨークの下水道には白いワニが棲んでいる」といった都市伝説・ホラ話(tall stories)や、"How can I get to Carnegie Hall?(カーネギーホールへはどうやって行くのですか?)"、"Practice!(練習することさ!)"という定番ジョークもあったりして、なかなか楽しめる。
ただやっぱりニューヨークは犯罪は多いみたいで、トラブルに遭わないための心得とかも書かれていた。それでも以前よりは犯罪やトラブルは少なくなってきたということらしいんだけど。
巻頭・巻末に簡単な地図も載っているけど、できれば手元に細かいニューヨークの地図を用意して読むと楽しめるかも。
1405833513"London" (Penguin Longman Penguin Readers)
Paul Shipton
Penguin Books Ltd 2006-01-31

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London(Vicky Shipton)
シリーズ名:Penguin Readers Level 2(PGR2)
YL:2.2
総語数:4876語
累計語数:117978語

London』を読む。

こちらはロンドンのガイドブック。ロンドンの歴史、英王室、新しい名所、古くからの名所、ショップ、博物館、交通、文学、スポーツとあらゆるジャンルにわたって、ロンドンの案内が書かれています。という内容。

特にロンドンの歴史がとても細かい。ローマのブリタニア侵入にはじまり、各部族、王朝の交代がていねいに書かれている。あまり世界史とかでも聞いたことのない人名とか出てくる。BoudicaとかGuy Fawkesとか。英国史ではけっこう重要な人物だけど、日本でやる世界史とかだとあまり出てこないのかも。特にBoudicaは初めて聞く名前だった。
また新しい名所として、いくつかの高層ビルとLondon Eye(ロンドン・アイ)が取り上げられている。London Eyeはテムズ川沿いに建つ世界最大の観覧車なんだが、こんなのができているのも知らなかった。いまだにロンドンといえばビッグベンやタワーブリッジというイメージだったからなあ。当然のことながらロンドンも常に変わってきているということだ。
コラムにも本文にもいろいろ豆知識になることが多く書かれていておもしろい。こんなことまで、と思ったのが、ロンドンの交通のところで書かれていた"Children know about King's Cross station because it is the train station in the Harry Potter books.(ハリー・ポッターの本に登場する駅なので、子供たちはキングスクロス駅のことを知っています)"という文章。確かにロンドンには新しい名所が日々生まれているな。
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絵本レベルの簡単な洋書からはじめていき、少しずつ語彙のレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。読みながら日本語に訳していくのではなく、英語を英語のまま理解できるようにします。
詳しくは「めざせ100万語!多読で学ぶSSS英語学習法」のサイトをご覧ください。

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プロフィール
ハンドル名:みっち
自己紹介:
2007年5月から多読をスタートしました。
まだまだ多読初心者だけど100万語目指してがんばります。
読んだ英語の本のあらすじ、感想、英語で気づいた点などをメモがわりに書いていきます。
→admin
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