英語の多読でHappy Reading! 簡単な洋書からレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。
The Road Ahead (Penguin Readers, Level 3) Bill Gates Prentice Hall College Div 1999-07-14 by G-Tools |
The Road Ahead(Bill Gates)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:9900語
累計語数:147378語
『The Road Ahead(ビル・ゲイツ、未来を語る)』を読む。
マイクロソフト創設者のビル・ゲイツの本。少年の頃のコンピュータとの出会いから、マイクロソフト創設の話、またコンピュータの歴史や、これからのコンピュータがどのように発展していくかについて書かれています。という内容。
原著である『The Road Ahead』は1995年に発行されている。ということで、そのころに見た未来ということなんだけど、案外そのようになっているな。いくつかは違った形として実現されているのもあり、いくつかはまだなものもある。もちろん予見できなかったものもある。でも95年時点から見れば、いいところいっているのでは。
コンピュータが生活をどう変えるかというテーマで、いろいろ生活に身近な話がでてくるのがわかりやすい。以前はテレビ番組をみるのに放送時間にテレビの前にいないといけなかったが、ビデオができてからはそうではなくなった。将来はパソコンを通じて好きな時に好きな番組がみられるようになるだろうとか。
情報社会を描いた本なので英語のコンピュータ用語が多く出てくるが、いくつかの用語は巻頭に用語集として載っているのでそれほど問題はない。というか日本語でもとくに翻訳せずにカタカナのまま使っている言葉ばかり。わかりにくい単語といえば、"bulletin board(掲示板)"くらいか。「BBS」という単語で知っていても、なんの略かわからない人もいるかも。あと"Information Highway"、"Virtual Reality"、"Telecommuting"など95年時点では未来を描く言葉でも、今はあまり使われなくなっている言葉もある。
ビルがコンピュータを語っている時には、"wonderful"、"excite"、"interesting"という表現がよく出てくる。ああ、やっぱりビル・ゲイツはコンピュータが大好きなんだなあって、そういうふうに思った。
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Emil and the Detectives (Penguin Readers, Level 3) E Kästner Prentice Hall College Div 2001-01-22 by G-Tools |
Emil and the Detectives(Erich Kästner)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:11000語
累計語数:137478語
『Emil and the Detectives(エーミールと探偵たち)』を読む。
ドイツの少年Emilは、ベルリンにいるおばあさんのところへ、ひとりで列車に乗ってでかけます。お母さんからおばあさんに渡すようにとお金を預かっていたEmilでしたが、列車の中でそのお金を盗まれてしまいます。犯人を追いかけて、エーミールと探偵たちがベルリンの街を走り回る追走劇がはじまります。という内容。
ドイツのお話なんだけど、出てくるお金はポンドだし、登場人物とかもほとんど英語名に置きかえられています。エーミールはEmilのままですが、姓のティッシュバインはFisherに、一緒に犯人を追いかけるグスタフはPaulとなっているし、犯人の偽名もGreen、Miller、Turnerと英語の名前になっている。このへんは日本語訳を前に読んでいるひとはちょっと混乱するかも。
冒頭部でEmilのお母さんがいろいろEmilに旅行の注意をするところは、いろいろな表現がでてきていておもしろい。そのほかにも会話文の多いお話だったので、けっこう活きた英文があるんじゃないかな。
ただ、ここのところガイドブックばかり読んでいたので、ストーリーものを読むのは久しぶり。ちょっと合わないのか、けっこう読むのに時間がかかってしまった。どうもストーリーものは苦手なのかも知れない。
New York (Penguin Joint Venture Readers) Vicky Shipton Penguin Books Ltd 2003-07-08 by G-Tools |
New York(Vicky Shipton)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR3)
YL:3.2
総語数:8500語
累計語数:126478語
『New York』を読む。
こちらはニューヨークのガイドブック。ニューヨークの地理、歴史、人々、名所、交通、商業施設、博物館、音楽、スポーツ、映画やTVで見るニューヨークなど、あらゆるジャンルにわたって、ニューヨークの案内が書かれています。という内容。
ニューヨークはアメリカ合衆国一の都会であり、世界有数の都市でもあって、いろいろな顔を持つ都市であるが、この本ではとくに移民(immigrants)の街という面からニューヨークを解説している。移民を受け入れて発展していく街の歴史、海からニューヨークにきた時に真っ先に目にするであろう自由の女神、移民管理局があったエリス島、Little ItalyやChanatownをはじめとする移民たちの町などの記述に多くのページを割いていた。
ほかにもニューヨークを舞台にした映画がいくつか紹介されていて映画好きな人にはいいかも。エンパイアステートビルは"Sleepless in Seattle(めぐり逢えたら)"や"King Kong(キングコング)"で有名だとか。
また「ニューヨークの下水道には白いワニが棲んでいる」といった都市伝説・ホラ話(tall stories)や、"How can I get to Carnegie Hall?(カーネギーホールへはどうやって行くのですか?)"、"Practice!(練習することさ!)"という定番ジョークもあったりして、なかなか楽しめる。
ただやっぱりニューヨークは犯罪は多いみたいで、トラブルに遭わないための心得とかも書かれていた。それでも以前よりは犯罪やトラブルは少なくなってきたということらしいんだけど。
巻頭・巻末に簡単な地図も載っているけど、できれば手元に細かいニューヨークの地図を用意して読むと楽しめるかも。
Penguin Readers Level 3: British Life (Penguin Readers) Anne Collins Longman 2001-03-09 by G-Tools |
British Life(Anne Collins)
シリーズ名:Penguin Readers Level 3(PGR2)
YL:3.2
総語数:7100語
累計語数:113102語
『British Life』を読む。
英国の地理、社会情勢、生活・文化など、さまざまなブリティッシュ・ライフについて書かれた本です。PGR2の『American Life』同様、こちらも本文はオールカラーとなっていて、写真や図版も多用されています。わかりやすく英国の文化を学べる本。という内容。
他の国にない英国独自のトピックとして、英王室(The Royal Family)の話や、英国の国名についての話が書かれている。特に英国の国名についてはかなり細かく説明されている。ご存知の方も多いが、英国は、正式名称が「グレートブリテンおよび北アイルランド連合王国(The United Kingdom of Great Britain and Northern Ireland)」で、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドによる連合王国である。そのため、"English"というとイングランドだけを指してしまうことになる。英国以外の人の多くはその事情がわかっていないらしい。そのため、この本では、イングランド(England)、スコットランド(Scotland)、ウェールズ(Wales)、北アイルランド(Northern Ireland)、グレートブリテン島(Great Britain)、連合王国(United Kingdom, UK)の違いについてかなり詳しく説明となっている。
あと英国といえばやっぱり食べ物の話題なのだが、この本でも、料理の紹介のページの書き出しが、"Visitors to British generally agree about one thing - British cooking 'It's terrible!'(英国を訪れる人は申し合わせたようにあることをいいます。英国の料理は「ひどい!」と)"とある。でも、そんなことはなくて英国にも美味しい料理があるよ、と写真付きのスコーンのレシピをはじめ、いろいろな料理が紹介されている。
それとコミックが2点収録されているのだが、『American Life』ではホームステイにやってきた学生がフットボールで活躍する話なのに、『British Life』では離婚した家庭の親子の葛藤とか、コールセンターで働くオペレータの苦労話とか、今ひとつすっきりしない話なのが残念。
SSS多読とは
SSS多読とは洋書を多読することで英語を学ぶ学習法です。
絵本レベルの簡単な洋書からはじめていき、少しずつ語彙のレベルを上げていって、100万語を読むことを目指します。読みながら日本語に訳していくのではなく、英語を英語のまま理解できるようにします。
詳しくは「めざせ100万語!多読で学ぶSSS英語学習法」のサイトをご覧ください。
多読三原則
1.辞書は引かない
2.わからないところはとばす
3.つまらなければやめる
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2008年1月号のレビュー記事はこちら。
YL(読みやすさレベル)、総語数は『めざせ100万語! 読書記録手帳』のリストを参考にしています。主要GRシリーズ・英米児童書シリーズ・タイトル別単語数リストは多読のオススメ本探しにも使えてとっても便利です。
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プロフィール
ハンドル名:みっち
自己紹介:
→admin 2007年5月から多読をスタートしました。
まだまだ多読初心者だけど100万語目指してがんばります。
読んだ英語の本のあらすじ、感想、英語で気づいた点などをメモがわりに書いていきます。
まだまだ多読初心者だけど100万語目指してがんばります。
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